神童と呼ばれたことも、 怪童と呼ばれたこともない非凡な僕ですが、
『神童』を観て来ました。
| 公開日: | 2007/04/21 | |
| 監督: | 萩生田宏治 | |
| 原作: | さそうあきら/『神童』(双葉社刊) | |
| 脚本: | 向井康介 | |
| 音楽: | ハトリ・ミホ | |
| 主題歌: | 『リプルソング』/原田郁子 | |
| ピアノ曲: | 『a ripple song』 | |
| 出演: | 成海璃子、松山ケンイチ、手塚理美、甲本雅裕、 西島秀俊、貫地谷しほり、串田和美、吉田日出子、柄本明 他 |
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音楽に愛された少女と、ただ音楽が好きな青年のお話。
言葉を覚える前に、楽譜が読めて、ピアノが弾けた成瀬うた
音楽大学を目指す浪人生、菊名和音(ワオ)
物語は二人が池で出会うところから始まります。
飛びぬけたピアノの才能を持ち、『神童』呼ばれているうたですが、
ピアノレッスンも休みがちで、弾かされているという気持ちでいっぱい。
一方ワオは今度受験に失敗すると実家の八百屋を継がなくてはならない瀬戸際真っ只中。
ワオの下手なピアノが気に入ったうたはワオの住む八百屋に通うようになり、
勝気な性格のうたをうっとうしく思いながらも彼女のアドバイスを受けるワオ。
次第に二人で過ごす時間を楽しむようになっていきます。
実の母はうたの才能と指の心配ばかり、
体育もさせない、常に手袋をさせる、
はずみでうたに叩かれたときでもうたの指を心配する。
うたは「弾かされている」気持ちで満たされ、なぜ自分がピアノを弾くのか疑問に思います。
そんな時に出会ったのが、ワオ。
彼は「神童」として扱われてきたうたを13歳の少女として扱うんです。
そして彼の弾くピアノの音色はやさしくうたを包みます。
彼女にとって彼のそばは居心地のいいものだったんでしょうね。
彼のそばにいる時と、いない時の顔がぜんぜん違います。
数ある楽器の中でピアノが一番好きです。
ピアノから発せられ時にはやわらかく、時には激しいメロディーが好きで、
ピアノがメインの映画はかかさず観ることにしています。
主役のうたのピアノを吹替えているのはうたと同じ13歳の和久井冬麦。
音楽に年齢は関係ないんだな〜と思わせる音色は、
映画を観ずに目をつぶって聞き入りたい誘惑に駆られます。
メインテーマでもあるピアノ曲「a ripple song」は特にお気に入り。
即効サントラを買いに行きました。
「尊敬」「羨望」「嫉妬」などの感情が湧き上がってしまうもの。
けれどワオは、同じピアノを弾く者としてうたに接しているように感じました。
そこには愛情に近いものも感じました。
でも恋愛感情じゃないんですよね。
友情でもないです。
なんだか「お父さん」って感じです。
ワオのうたに対する姿に純粋に娘(うた)を心配する父を見ました。
最初、うたはピアノを弾いていてもうれしそうじゃないんです。
ワオと交流するうち、弾かされているピアノから弾きたいピアノに変わります。
オーケストラとの演奏、ワオとの連弾。
彼女の顔には笑顔が浮かびます。
特に連弾のシーンでは、交わす言葉は少ないけれど、
二人が通じ合っているのがわかります。
うたはワオに癒す存在なんですね。
主演の成海璃子ちゃんはとても存在感のある女優さん。
演技ももちろん良かったんですが、
大人びた容姿が放つ雰囲気が神童と呼ばれる『成瀬うた』にぴったり。
同級生(役)の女の子や男の子がなんとも幼く見えてしまいますね。
彼女がピアノを奏でる姿は吹替えとはいえ、圧倒されるものがあります。
この映画、彼女を観るために観てもいいです。
変わり者の役が多い松山ケンイチさん。
今度の役はいたって「普通」
その難しい「普通」の役がはまっていました。
冒頭のキレるシーンはちょっと違和感がありましたが・・・・・・。
残念なのはちょっとテンポが悪いことと、
あってもなくてもいいシーンがところどころあったこと。
映画の終わり方がちょっと納得のいかないものだったのも心残り。
展開に少し無理があるところはありましたがそれはあまり気になりませんでした。
演出、ストーリーがちょっと不満なものの、キャスティングは◎
ピアノの音色が好きな人はぜひ観て下さい、聴いてください。
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私も汚いですが松山 ケンイチくんのサイトを作ってしまいました
もしよろしければ遊びに来てみてくださいね
松山ケンイチさん、じわじわ人気が出てきていますよね〜。
「セクシーボイス アンド ロボ」もいい感じです。
彼も出演する「椿三十郎」も楽しみです。
またお越しください。